どうも、チルカです
ネオソウルが激アツ!!
知らない人からすると全く聴き慣れないジャンルなはず
目次
ネオソウルとは?
歴史を遡るとだいぶまだ浅めな部類で
およそ1980年〜90年のアメリカやイギリスで誕生
ソウルミュージックとR&Bを主軸に
ジャズやファンク、ヒップホップなども取り入れられている
ん?ちょっと幅広くない?
まあ音楽は時代とともに進化していくものなんで一括りにするのも難しいもので
近年では特にギターの心地よさに磨きがかかってきていると私は思う
夜に沈むかのような甘いサウンドはなんとも素晴らしい
歌詞の重要性について
これはどの音楽に対しても言えることなのだが
特にネオソウルは際立つ
「ソウル=魂」であり、元々は人種差別撤廃などの社会的背景が多く含まれ
R&Bやヒップホップも同じく社会的、文化的背景が強いジャンルだ
そんな多様なジャンルから派生しただけあり
歌詞に強い意味が感じられる
ぜひ歌詞を見ながら聴いてほしい
それではさっそく紹介にいきましょう!
海外のアーティスト
Brian Owens
最初でも述べた歌詞の重要性だが
Brian Owensは特に歌詞に強い力を感じ
落ち着きのあるキーボードやギターのサウンドを背景に
クラシカルなソウルが組み込まれている
作品全体が上品にアレンジがされていて
大御所のMichael McDonaldも絶賛の声を寄せているそう
そして日本のBLUE NOTE TOKYOでNao Yoshiokaと共演もしている
オススメのアルバムは2020年リリースされた’Love Came Down’
曲数8曲と短いアルバムなので忙しい人にも必聴!!
JUNGLE
イギリス出身の2人
ジャミロクワイやoasisのノエルギャラガーも絶賛をしている
2014年に発売されたこちら
毎年英国で行わられるマーキュリー賞にもノミネートされ
さらにゴールドディスクを獲得
iTunesの2014年度最優秀オルタナティブ・アーティスト
彼らのアイデンティティとなるアルバムが確立された
サウンドはエレクトロでリバーブの効いた壮大な雰囲気
タンバリンやクラップ音が多く使わられているので
気付いたら首が動いていた
それぐらいノリの良い気持ち良さが潜在している
KEXPが公式でライブ映像を公開しているので
ぜひ確認してほしいバンドの1つ
Rhye
2012年より
カナダ出身でボーカル担当のマイク・ミロシュと
デンマーク出身で楽器演奏担当のロビン・ハンニバルの2人組
特徴は中性的でセクシーな歌声と
ストリングスやピアノで官能的な雰囲気を作り上げている
FUJI ROCKにも出演しており
野外で聴いてしまったらこれは惚れてしまう
繊細なメロディーにソウルフルさもあり
彼らにしか生み出せない世界観がそこにはある
静かでありながら活力のある音楽は深い夜によく似合う
Yellow Days
ロンドンを中心に活動
デビュー時の年齢なんと17歳!
私が17歳だった頃なんてよくマ○クでポテトを頬張っていたものだ
彼自身、レイ・チャールズ、Mac DeMarco、Thundercatに影響を受け
The CurseではMac DeMarcoで共演を果たしている
Mac DeMarcoの世界観に上手く噛み合っていて気持ちの良いフワッとした感じが特徴
少しかすれた大人な歌声
ファンクなベースラインがアクセントになり
新しくもどこかクラシカルな印象を抱いた
新旧を上手く織り交ぜることのできるこれぞネオソウルアーティストである
日本のアーティスト
Kazuki Isogai
1990年 大分県生まれ
井草聖二と共にSOUL GAUGEを結成、ソロ活動も行っており
最近はJ-POPシーンでの活躍もあり話題になっている
メローなギターサウンドと
YOU TUBEでのベッドルームで弾いている姿が非常に印象に残る(ちょっと部屋が汚いのがリアル笑)
ここ最近では撮影場所が変わって少し寂しい…
コメントを見る限り、海外からの評価もかなりあり
海外の方のカバー動画もかなりある
今後目が離せいないアーティストである
YOU TUBEの動画も30秒ほどのものが多いのでサクッと観れるのがちょうどいい
そしてこちらも聴いてほしい
Yuhei Miuraとのセッションなのだが
環境音が微かに聴こえるチルが上手く組み込まれていて
作業中にも全く邪魔をしない
yonawo
福岡が誇る新人yonawo
構成は4人組
メンバーの平均年齢は22歳(2020年時)
私が初めて聴いた時は彼らが19歳だった
ヤバい奴らが出てきたな
それがファーストインパクト
人生何回めなの?って思ったねこれは
ギターサウンドは宙に浮いているかのようで、優しく撫でるように弦に触れているようなサウンド
ドラムはシンプルだが、しっかりと全体をリードしている
ベースが本当にいい仕事している
邪魔はせず、まとめているところはもちろん
出るところは出る
ベースの田中が結成時の2017年の時点で未経験だったのが信じられない
インディーズからメジャーまで3度のアレンジが加えられた’しあわせ’を聴くと
彼らの成長がとても楽しみである
酒井尚子
兵庫県出身
両親の影響でソウル、アフロ・ロック(オシビサなどのアフリカ系の音楽)を幼少期から聴き
高校卒業後はニューヨークに単身渡米
ブルックリンの学校でジャズを学ぶ
ネオソウルというかはジャズ色が強めのスタイル
ゆったりとしたサウンド、しなやかに伸びる歌声が特徴
非常にセンシティブ
特に聴いて欲しいのがこちら
寝れる
疲れている人ぜひアルバムを通して聴いてみてください
MONONKVL(モノンクル)
男女2人組のユニット
ヴォーカルの吉田沙良、ベースの角田隆太の編成
ジャズを主軸に割とテンポの良い曲が多い
ポップスが若干強めかな?
ベース音を聴いて欲しいのでイヤホン必須で聴いて欲しい
ポルノグラフィティのアポロをカバーしていて
モノンクル色が全開!
BLUE NOTE TOKYOで単独公演や
tofubeatsをゲストに渋谷WWW
ボーダーレスに活動をしていて今後の活躍が見逃せない
Nao Yoshioka
- 米国ビルボードUACチャート最高32位
- 2019米国オフィシャルインディーズソウルチャート1位
- アポロシアターのアマチュアナイトで準優勝
- アメリカの「Capital JazzFest」で2万人規模のメインステージに出演
- SOULTRACKSにて最優秀女性ボーカリストにもノミネート
ん??!?!?
え、日本人でこんなにすごい人いたの?!
力強さもあり、伸びのある歌声
アルバムごとに進化を感じられる
2013年発売の’The Light’ではソウルフルな感じ
2018年発売’The Truth’にはネオソウルに昇華され奥行きが増した
さらに2019年の’Undeniable’にしなやさが際立つ
特にこちら
Pher氏との掛け合いが最高じゃないですか?
まとめ
いかかがでしたか?
ジャズを軸に作られているので
聴くシーンを選ばないのもこのジャンルの良いところ
ネオソウルは今現在も進化している音楽
今回紹介しものはほんの一部にすぎず
日本のネオソウル界もかなり熱いものになってきているので
ぜひ聴き漁ってみてください。

