『セッション』映画.com公式サイト
概要
2015年4月17日公開の映画『セッション』
どうも!好きな映画はリピートしまくるノクです~!
マンネリ化した日常に一石を投じ、退屈なルーティーンライフを変えたい!
今回の映画は、そんな刺激を欲しているような人にぜひオススメしたい!!!
世の中には数多くの映画作品が存在しますが、この映画は特に全身に鳥肌が立ち、
まるで雷に打たれたような衝撃を受けた作品でした。
本記事は、そんな映画『セッション』の魅力にせまります!!
おすすめポイント
- ラスト9分19秒に訪れる衝撃的なクライマックス
- スピード感あるストーリー展開
- J・Kシモンズの迫力ある演技
- ニーマンとフレッチャーのしのぎを削るようなせめぎ合い
あらすじ
将来、偉大なジャズドラマーになることを目指し、名門の音楽大学に入学した主人公の青年ニーマン。
入学後、ドラムに励むニーマンの演奏が大学で有名な教師フレッチャーの目に止まり、
フレッチャーが指導する、選りすぐりの精鋭メンバーが集まるバンドへとスカウトされる。
「順風満帆、これで業界で有名なフレッチャーに認めてもらえれば、きっと音楽家への道が開ける…」
しかし、そう思って喜んだは束の間。ニーマンを待っていたのは想像を絶する狂気の沙汰だった。
フレッチャーという教師は、一寸のテンポのズレさえ許さない、鬼畜のごとく完璧を追求する鬼教師なのである。
それは、バンドのテンポに合わせられないメンバーは容赦なく罵倒して退出させ、
納得のいく演奏ができるまで、何時間でも生徒をしごきまくり、
理想とするジャズの極みへ到達することに取り憑かれた教師だった。
ニーマンは手からは血が滲むほど、肉体的に大きな負荷をかけ、
フレッチャーが仕掛ける様々な心理的「罠」に精神的に追い詰められながらも、
人生のすべてを注いでドラムを叩き続ける。
果たして、ニーマンはフレッチャーを認めさせるようなジャズドラマーになれるのか?
一瞬の狂いも許されない緊張感、血の匂いが混じった鬼気迫るドラム、
そのあまりにもストイックすぎるジャズの「極み」を追い求めた先にあるのものとは?__。
評価
感想
あくまで個人的な意見だが、君って「才能あるね」という、
このたった一言で他人を評価し、片付けてしまうのはナンセンスだと思っている。
相対性理論で有名な天才物理学者、アルベルト・アインシュタインはこんな言葉を残しています。
『天才とは努力する凡才のことである』
つまり、誰よりも努力できる事、それが天才と呼ばれる人の資質であるとアインシュタインは述べています。
大小あれど、光る人は誰もが影で必ず努力を積み重ねていて、
その努力の「ど」の字も無く、人の才能の有無は絶対に測れない。
かつての私は、才能を開花させ、キラキラと輝いてる見える人を前にして、
自信を無くし、挑戦することを諦め、マンネリ化した日常に、
「どうせ、俺なんて」と匙を投げる。そんなどうしようもなかった日々を送っていましたが、、
この映画と出会い、考え方が180度変わりました。
主人公のニーマンはジャズの道を極めることを決意し、文字通り血が滲むまでドラムスティックを握り続ける。
教師のフレッチャーから罵倒を浴びせられ、プライドをズタズタにされ、恋人との関係を捨て去ってでも、
狂気のごとくドラムを叩き続けるニーマンの姿は、過去、何かに必死になって取り組んでいた、
かつてのストイックな自分の姿を呼び戻してくれる、そんな感覚を覚えるのだ。
もしくは、そんな経験ないよという人でも、全力でドラムに打ち込むニーマンの姿を目の当たりにすれば、
何か新しいことにチャレンジして頑張ってみようかなと思わせてくれるに違いない。
これは決して大げさな話ではなく、伊達にアカデミー賞3部門を受賞した作品ではないです!
『セッション』には、それだけの魅力が詰まっているといえる。
Goodポイント
Badポイント
